★MyHomeの秘密★♪
「…謝らないから」
「はい!」
「…お人よしっ」
そう言われたけど、
彼女は素敵な、ひまわりのような笑顔を見せてくれた…。
あたしはお人よしなんかじゃない。
里夏さんにたくさん嫉妬したし。いろんなこと思ったし。
もし、凌兄があたしを好きになってくれてなかったら…
……あたしはどうしたかな?
「…凌兄!」
車にいると思ってたのに。
公園の近くで待っててくれた。
自分でもびっくり。
あたしは、自分から凌兄に抱き着いた。
「…どーした?」
いつもと違う行動に、心配そうにする凌兄。
「なんか言われたのか?」
「………凌兄ヘタレだって」
「あぁ゙?」