★MyHomeの秘密★♪
「てか、ぶっちゃけ羨ましいわよ!コンチキショー!この幸せ者がっ!!」
友利亜はあたしに肘突きを喰らった。
友利亜さん…ちょっと本気じゃありません?
「あたしが代わりたいわっ!!」
「それは駄目〜!!」
「このやろ〜!ニヤつきすぎだし〜!」
そう言って、あたしの両頬がぐにーって横に引っ張られる。
「おめでとっ♪」
引っ張られながら、ちょっぴり悔しげに友利亜が言った。
「ありがとう♪」
友利亜には色々と助けてもらった。いっつも励ましてもらった。
今、こうなれたのも友利亜のおかげ。
「栞は幸せでいいな〜。あたしも幸せになりたーい!」
机にぐったり俯せになる。
「今度はあたしが協力するよ♪」
そうあたしが言ったら、今度は勢いよく顔をあげた。
「ほんとっ!?じゃあ冬兎くん貸して!!」
「それは駄目。」
ぶーぶーとブーイングを寄越されたけど、完全無視。
冬兎は一切、貸し出しは行いません!