★MyHomeの秘密★♪
ど、ど、どうしよう…
そういういえばあたし!
合コン初心者!!
助けを求めるように隣の友利亜を見る。友利亜はもくもくと食べ物や飲み物に手を付けて、助ける気力ゼロ。
『ねえ、君栞ちゃんだっけ?可愛い名前ね♪』
今度は寛大にヘルプミー!!とやっていると、声を掛けられた。
これぞまさしく合コン!!
「あははっ、そうですかあ?」
でもこの人…近付きすぎッ!!
腕ベタベタ触ってくるしッ!
もうここを離れたくってしょうがない。
なのになかなか放してくれない。
誕生日に始まり…アドレスまで聞いて来て、結局教える羽目に。
これがあたしが楽しみにしていた合コンなのかな…?
内心、ぐったりと疲れ切っていた。
「すいません、あたしトイレ行ってきます…」