★MyHomeの秘密★♪
「…なによ!!」
「いやいや人気者は辛いねぇ!」
こいつ…ぅ!!
「おい勇紀サボるなよ!…って栞ちゃんじゃん!」
「あ、先輩どうも〜♪」
威嚇モードから、咄嗟にスマイルに変えた。
「いや〜勇紀とは違ってかわいいねっ♪癒されるよ!!」
「いえいえ♪そんなこと〜…」
「先輩〜!こいつに手ぇ出すと、うちの兄貴に殺されるんでやめた方がいいっすよ!」
馬鹿ぁぁぁぁあ!!!!!
勇紀!あんた何言ってくれてんのよ!!
ほらっ!先輩だってえ?って顔してんじゃない!!
だいたいバレたらどーすんのよーーっ!!!
「兄貴って、あの校門によくいるカッコイイ人だろ?」
「そうっす!」
同意しちゃってる馬鹿勇紀をあたしはめいいっぱい睨み付ける。
だけど当の勇紀は、すっごい楽しそうににやにやしていた。
こいつ!!
一体どーすんのよ!!
更にものすごく睨みつけたらさすがに勇紀も怯んだ。