★MyHomeの秘密★♪
「1年前となんもかわんねぇな、お前」
「だってぇ!!」
涙目で必死に訴えるあたしに、凌兄がくすっと笑った。
「…ま、お前はそれでいい」
「へ…?」
あ、いつものとちょっと違う。
すっごい優しい笑顔。
やばい、これ反則だよ…。
あたしの心臓、ドキドキ煩い。
「ほらっ」
顔をあげると、あたしの元へ飛んできたのは車のキー。
「凌兄…」
「同じみのパターンだな、コレ」
笑顔がなんだか眩しいです。
「…凌兄大好きっ!!」
「知ってる」