★MyHomeの秘密★♪



「そこら辺は…そこら辺よ!!」


あたしが焦りながら勇紀に言っているのを、凌兄はくすくすと笑っていた。

もぉ!と口をへの字にしながら、凌兄を睨む。




「そこら辺じゃわかんねえだろ〜。そんなに言えない所にいたのかよ?」



へっ……


あたしはレタスに伸ばした箸をピタッと止めた。



なーんか気まずい&ヤバイ空気が流れた。



「おいっまじか」
『そうなの栞っ!?』


今まで黙っていたお母さんが首を突っ込んでくる。



「ちっ、違っ…!」

『もう!何があったのよぉ!お母さんに言ってみなさいっ♪』


む、無理っ……!!!
てかお母さん…絶対楽しんでる!!



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