Basket Ball Club〜ずっと大好き〜
「真央…ありがとね。」
「…?」
「ふふふっ」
思わず笑ってしまった。
だって…私が言った言葉に対して、あまりにも真央は目を見開き驚いている表情をしていたから。
「何で笑うの~?」
「あははっ!!ごめんごめんっ!!ってか、本当真央ありがとう。」
私が笑顔から真剣な表情になると、真央もそれにつられて真剣な表情になっていた。
でも真央は、ちょっとふざけていた。
「未来?どうしたの?何改まって…頭おかしくなった?」
「くくくっ…」
私は真央の言葉を聞いて笑ってしまった。
私の肩は小刻みに揺れる。
「ちょっと未来~!!」
「いやぁ~…私っていつも真央にばっかり迷惑かけてるなぁって思って…本当ごめんね?そして、ありがとう。」
私がそういうと真央は真剣な表情に戻り、
「私は未来の親友だもん!!頼ってくれなきゃ親友なんて呼べないよ?ね?」
って優しく微笑んで言ってくれた。