Basket Ball Club〜ずっと大好き〜
プルルルプルルルッー…
『ーはい。』
「真央ー?」
『うん、どうしたのー?』
「ちょっと…真央に報告したい事があって…。」
『何々ー?未来から電話なんて珍しいねぇ。で、何があったの?』
「実はさ…私の家の前に先輩がいたのっ!!秀二先輩がっ!!」
『はっ!?何でっ?』
「何か近くのコンビニ働いていて休憩中にブラブラしてたらー…みたいな?」
『はー!?すごっ!!でっでっでっ!?』
「でー…アド聞かれちゃった!!」
『すごーいっ!!未来っ!!よかったねっ!!先輩からなんて未来すごすぎるよっ!!』
「もう本当嬉しいっ!!!幸せだよ~!!」
私は真央にそう告げると頭の何かがプツッって切れたと同時に、大粒の涙がこぼれてきた。
「・・うっ・・・うぅう・・・」
『未来?どうしたの?』
「うぅ…ちょ、ちょっと感動しちゃって…。」
『幸せの証だよっ!!!頑張ってっ!!!』
「うんっ!!ありがとうっ!!じゃぁ、またねっ!!」