Basket Ball Club〜ずっと大好き〜



…-好き-…

迷っていた。

せっかくメールができるようになったのには何か運命があるのではないのか?


神様がチャンスをくれたのではないのか?

スキって伝えるべきではないのか?



神様…もう1つだけ、答えを教えてください。

先輩を好きな気持ちには嘘、偽りは全くありませんっ!!


でも先輩は…私なんかに振り向いてくれるわけないです!!

気持ちは伝えるべきですか…?

それとも封印したままの方がいいですか…?


教えてください!!




「・・・・・・。」


「やっぱり答えなんか出してくれないよねぇ…。」


当たり前だ。

神様が簡単に答えを出してくれるならこの世の中は明るい世界になっていただろう。


それからも先輩とのメールのやりとりは続いた。


< 116 / 216 >

この作品をシェア

pagetop