Basket Ball Club〜ずっと大好き〜
だからもっと近づきたい!!って思ってしまって…
この近くのコンビニで働くことにした。
そんな理由でバイトするなんて、らしくねぇんだけどな…。
今までの俺は自分から告白して付き合うってパターンを経験したことねぇから。
でも今回の件は本気で俺が心から惚れた女だって思った!!
ってか、確信したんだっ!!だから俺は絶対付き合ってみせるっ!!
なんて心に誓ってしまった。
そんなことを考えていると…
ドクドクドクドクッ…
俺の心臓はさっきよりも早いテンポで時間を刻む。
俺の視界に移ったのは…あいつ。
何かを考えているのか眉間にシワを寄せて険しい顔をしていた。
俺は後ろから声をかける。
目を見開いて驚いている表情をしていた。
俺の姿を確認しているのか何度も何度も目を擦っては俺を見て…を何度も繰り返していた。
ぷぷっ。かわいいやつ。
俺は心の中で笑ってしまった。
俺がこいつの目を見ると…だんだん顔赤くなっていっていた。
え?もしかして…俺のこと?
…ちょ、待て俺!!妄想にも限度があんだろっ!?