Basket Ball Club〜ずっと大好き〜



はぁ〜…俺もついに頭がいかれたか…。


と、自分に言い聞かせていたら、あいつと目が合った。

それに対して高鳴る鼓動…。


「どうしてここにいるんですか?」

そりゃそうだよな、いきなり俺が家の前にいたら驚くよな。


「あ〜俺、そこのコンビニでバイトしてんの!たまたま入ってるとこ見かけてさ…」

とっさに嘘をついた。


本当は最初から会いたくてここにいた…なんて言えるわけもなく…。

とっさに思いついた嘘を言うしかなかった。


俺はアドを聞いた。ちょっと困ってたみたいだったけど、確認したらいいって言ってくれて、すっげぇ嬉しかった。


本当は飛び回って喜びたかったが、多分…いや、絶対そんなことをしたら引かれるに決まっている。


俺は別れを告げてバイトにもどると、バイトの更衣室であいつのメルアドを再度確認した。


本当に俺の携帯にあいつのアドが登録されてるんだって実感しただけで、すっげぇ嬉しかった。



< 120 / 216 >

この作品をシェア

pagetop