Basket Ball Club〜ずっと大好き〜
新たな壁
「おっはよ〜!!」
私のテンションはいつも以上に高かった。
「おっはよ〜!!未来、今日はめっちゃテンション高いねぇ!!」
「うんっ!!もちろんっ!!昨日は幸せすぎたっ!!」
「未来〜!!一歩近づいたねっ!!」
真央は本当に嬉しそうな表情をしてくれた。
私以上に喜んでいるようにも見えた。
それが私は異様に嬉しくなりもっとテンションがあがる。
「真央も幸せ者じゃんっ!!」
「まぁねぇ〜!!」
真央は横目で私を見てきた。
誇らしく胸を張りながら。
「はははっ!!真央まで幸せは追いつかないけど、私は私なりに幸せだよっ!!」
「そうだねっ!!私も幸せだからっ!!」
「何がよ?」
いきなり誰かが会話に入ってきた。
目を向けるとそこには慶太がいた。