Basket Ball Club〜ずっと大好き〜


私は夢先輩の姿を見たのをあまり気にはしなかった。


「ねぇ~未来~!!今日何するかなー?」

「何ってー?」

「ぶーかーつー!!」

真央は呆れた顔で頬を膨らませながら言った。


「あぁ!そうだね~。何するんだろ~?」

「何かあった?」

「うぅん、大丈夫。」

さぁ!頑張ろう!!と真央は気合いを入れると体育館に入っていった。


私も入ろうといた時…

グッ!!っと誰かに手を引っ張られた。


…!!?

気がついた時には誰かの腕に包まれていた。


「ちょっ!!誰ですかっ!?」

私は恐る恐る顔を上げて顔を見た。


「・・・・っ!?」

それは…私の憧れの人…いや、大好きな人。

秀二先輩だった。


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