Basket Ball Club〜ずっと大好き〜

｢…チッ。っんだよ、こんな時に。｣

めんどくさかったが、携帯画面を開き受信BOXを開く。


“未来”の文字。

…っ！？一体何だろう？って思ってゆっくりメールを開いた。


メールの内容はどうしたんですか？って…。

どうもしてねぇけど…何か用がねぇと会いにこねぇだろって思ったんだろうな。


ってか…俺は正直避けられたっぽかったのがショックだった。

俺はゆっくり心を落ち着かせた。


そして俺は気づいたらあいつに電話を掛けていた。

｢はい…？｣

耳元で聞こえるあいつの声。


目の前で話すより、新鮮で無償に緊張する。

俺の声は震えていたと思う。


心臓の音が俺の言葉の邪魔をする。


部活来るか？って…部活に入部してんだから部活に来るぐらいわかってることなのに…。

なぜか俺は聞くことがなくてそんなことを聞いてしまった。