Basket Ball Club〜ずっと大好き〜
強くなる不安
「未来?心決まらない?」
「ん~…ごめん。」
「そっか…でも秀二先輩は3年生なんだよ?あっという間に卒業しちゃうよ?」
「…うん。それはわかってる。」
私は不安…あんなことがあったとしても秀二先輩の性格なんて全部理解してるわけじゃないし。
「じゃぁ、未来の気持ちが固まるまで私は見守る。でも、努力はしなきゃだめだからねっ!!」
「わかった!!私も考えてみる!!」
私は気持ちを押し殺すっていうのは無理だから、自分の気持ちが固まったら告白してみよう!!とは考えていた。
真央に背中を押してもらったお陰で、以前より少しは気持ちが固まったかもしれない。
でもまだ決まったわけじゃない。
私的にはもう少し時間がほしい。
気持ちを伝えないっていうのもいやだけど、今すぐに伝えるっていうのもいやだから。
私はもう少し考えてみようと思った。
私たちは無事に部活を終えた。