Basket Ball Club〜ずっと大好き〜
久々にコンビニ寄ってみようかな…。
私は重い足でコンビニへ向かった。
何を買いに来たんだろう?
コンビニに着いた私はそう思った。
はっ!?気づいた…
そうだ…秀二先輩がここで働いているんだ…。
時計を確認すると1時前15分。
「まだ間に合うかなぁ…。」
そうぼやくとせっかく来たのだから目の前にあった飴を手に取り適当に購入。
その際、私は店員の顔を1人1人確認していった。
…っ!?いた…。
まだ私に気づいていないみたいだ。
気づいてほしいと思う反面、気づいてほしくないという気持ちもあった。
「…あのお客様?」
「…へっ?」
秀二先輩に見とれてお金を払うのを忘れていた。
気づけば私の後ろにはレジ待ちの客が行列をつくっていた。
「126円になります。」
「あっ、はい、すいません。」
私は財布からお金を出し支払って商品を貰い店を出た。
「ありがとうございました~!」
「…ん!?」
聞き覚えのある声…が、真後ろからっ!?
はっ!?って思って振り向くとすぐ目の前に秀二先輩が居た。