Basket Ball Club〜ずっと大好き〜



「未来ー、お茶入れてくるから待っててね。」

「うん、ありがとう。」

真央はそう言って部屋を出た。


私はパラパラッと雑誌を捲りながら秀二先輩のことを思い出す。

ん~…気持ち伝えようか伝えないのか…

私の気持ちはイマイチはっきりしない。

それに対して私は苛立ちを覚える。


真央に相談してみるべき?

でも、真央から返ってくる返事は目に見えてるしー…。


そう考えていると“ガチャッ”と真央の部屋のドアが開き、真央が来た。

真央の手元にはお茶とスナック菓子を両腕にたくさん挟んでいる。


「はい、持ってきたよ。」

「ありがとう。ってか、こんなに食べれないよ~ははっ」

私は笑いながら真央にそういった。


「久々に未来と語りんできるんだも~ん♪」

真央はすごく嬉しそうに言った。

「そうだね~っ♪」

私もそれに答える。


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