Basket Ball Club〜ずっと大好き〜


「あ、そういえばさっきコンビニに行って飴買って来たんだ♪」

「飴かぁ~最近飴とか食べてないかもっ、ありがとう。」

「いえいえ、飴でありがとうって言ってもらえるとか…何か新鮮っ♪」

「はははっ確かにっ!!」

私と真央はすごく小さいことで爆笑していた。


「そういえば~、真央と慶太ってどこまで進んだの?」

私はニヤニヤしながら真央の横に座り直し、疑問をぶつける。


するとみるみる真央の顔は赤くなっていった。

「もしかしてっ!?」

「未来っ!!違うっ!!まだ…キスだけ…」

「キスしたんだぁ~!!うらやましい~!!」

キスかぁ~…私なんてまだ付き合ったことないからキスの感触とか全く想像できないなぁ~…。


「キスしてる時ってどんな気持ち?」

「ん~…幸せだなぁって感じ。」

「そっかぁ~、これからもお幸せにねっ♪」

「うんっ!!ありがとうっ!!未来はどうなった?」

「どうって?」

「気持ち、固まった?」

さっきまでの幸せな時間からちょっと重苦しい空気になってしまった。


「ん~…迷い中なんだぁ。」

「もう少し時間が必要かな?」

「…うん、必要かも。」

「そっか、ゆっくりすぎると注意だからねっ!!」

「わかってる、ありがとう。」


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