Basket Ball Club〜ずっと大好き〜
「真央…あのね、、」
私はゆっくり真央に話し出した。
「うん…」
真央はただただ私の話に頷く。
「実は…あの日…」
私はすべてを話した。
数分経って、真央はそっか…と言った。
そう言ったかと思うと真央は話し出した。
「秀二先輩の表情とか覚えてる?」
「ー…え?」
「表情、覚えてない?」
「背を向けてたから…あんまり覚えてない…な…。」
「未来…それ見てどう思ったの?」
「どうって…。」
「未来は夢先輩に宣言したんでしょ?対決しよう!!って。それって夢先輩は未来に見せつけてるだけだと思うよ?」
「…そうかなぁ?」
「そうだよっ!!未来は今度どんな行動をとるつもり?」
真央の表情は真剣だった。