Basket Ball Club〜ずっと大好き〜


「真央…あのね、、」

私はゆっくり真央に話し出した。


「うん…」

真央はただただ私の話に頷く。

「実は…あの日…」

私はすべてを話した。


数分経って、真央はそっか…と言った。


そう言ったかと思うと真央は話し出した。

「秀二先輩の表情とか覚えてる?」

「ー…え?」

「表情、覚えてない?」

「背を向けてたから…あんまり覚えてない…な…。」

「未来…それ見てどう思ったの?」

「どうって…。」

「未来は夢先輩に宣言したんでしょ?対決しよう!!って。それって夢先輩は未来に見せつけてるだけだと思うよ?」

「…そうかなぁ?」

「そうだよっ!!未来は今度どんな行動をとるつもり?」

真央の表情は真剣だった。


< 161 / 216 >

この作品をシェア

pagetop