Basket Ball Club〜ずっと大好き〜

-先輩の気持ち-





最近変だ…。

俺じゃなくてあいつが…。


あいつは何か悩んでんのか?

俺が支える事は出来ねぇのか?


あいつは最近ぼーっとしてる事が多い。


どうしたんだ?なぁ?何を悩んでる?


俺が聞いてやりたい…。

でもなぜか声を掛けられない…。


俺が声を掛けたら何か変わんのか?


あいつが元気ねぇと俺もやる気失せんだよ…。


「はぁ〜…」

思わず口からため息がこぼれる。


そんな異変に気づいたのか慶太が声を掛けてきた。


「先輩ー?どしたんっすかー?悩みっすか?」


慶太は彼女とラブラブなんだろうなぁって思いながら、それに答える。


「ん〜…ちょっとなぁ。まぁ何とか大丈夫だから。いつもありがとな。」


「あ…いえいえ…。あんま抱え込まんよーにして下さい。」

「おぅ!!」


…とは言ったものの…大丈夫かな?


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