Basket Ball Club〜ずっと大好き〜
「いつすんのっ!?」
「年末ー!!!~♪」
姉貴は口笛を吹きながら自分の部屋に入って行った。
んっ!?年末っ!?
今がー…9月だからー…
はっ!?12月だとしたらあと3ヶ月じゃんっ!!
早っ!!いいなぁ~…結婚…。
俺もしてぇ~…姉貴に背中押してもらおっかな?
あ、あいつにメールしなきゃいけねぇんだった…。
“最近、ボーッとしてるけどどうした?”
って俺は送った。送るのに多少迷ったけど。
送った後にそんなこと考えても意味ねぇーんだよな…。
あいつからの返事は思った以上に早くて、ちょっと嬉しかった。
でも返事の内容は嬉しいものではなかった…。
“何でもないですよっ!!!”
ー…何でもない?俺には話してくれないってことか?
“悩んでんじゃねーのか?”
って俺はすぐに送った。
そしてすぐに返事は返ってきた。
“えー!!どうしてですっ?かなり元気ですよ?悩みなんてありませんっ^^”
はぁ~…明らかに元気じゃねぇーだろ…。
おいおい…頼むから俺に心開いてくれよ…。
“そっか…ならいいんだけど。俺に話せることあったら言ってくれよなっ!!”
“はい^^★”
ん~…わっかんねぇなぁ・・本当。
神様は俺に諦めろって言ってるのか…?