Basket Ball Club〜ずっと大好き〜
「最近さぁー…」
ちょっと重い表情で慶太は話しを続けた。
「なにー?どうしたのー?」
私は慶太に疑問をぶつける。
「お前…」
「え?私?何っ!?」
「未来って最近元気なくね!?」
慶太は心配そうな眼差しで見てきた。
元気ー…確かにないかもしれない…そんなわかりやすい…?
「…そぉ?」
「そうだって!!何?病んでんのか?」
「病みかぁー…どうなんだろうねぇ?」
「最近、元気ねぇよ?」
「そぉかなぁ?」
「…確かに。」
今まで静かに聞いていた真央がいきなり口を開いた。
「ちょっと~真央までっ!!」
私はちょっと触れたくなかったっていうのもあった。
だから、私は笑い飛ばしたんだ。
「はははっごめんごめんっ。」
って真央は言ってくれた。ちょっと嬉しかったんだ。
「お~い!!俺の存在忘れてねぇーか?」
頬を膨らませながら慶太が会話に入ってきた。