Basket Ball Club〜ずっと大好き〜
私と先輩の唇が重なっていた…。
え…?今、何してる?
私の頭は混乱しすぎて何も理解できない状況になっていた。
ゆっくり唇が離れた時…先輩が思いもよらない一言を口にした。
「ー…好きだ。」
先輩は私の目を見てそう言ってくれた。
は…?い…今、なんて?
好き…って言った?
「えっ!?えっえ…!?今、な…なんて?」
私は明らかに混乱している返事をしてしまった…。
「だからっ!!好きだっ!!」
さっきとは全く違って、先輩は強調して言ってくれた。
好き…?誰が?誰に?
先輩が?誰に?…私にっ!?
えぇええぇえええぇええ!!!!
私の頭はもうついていけていない…。
先輩は上目遣いをしながら「…返事は?」って言ってきた。
「…………。」
それでも黙っている私。