Basket Ball Club〜ずっと大好き〜


「一体あの時間に何が起きたのっ!?」

真央は明らかに驚きを隠せない表情だ。


「実はさぁー…」

私はさっき起きた出来事をすべて真央に話した。


「はぁー!?未来すごすぎだしっ!!」

「ありがとう~!!!もう幸せすぎるよっ!!!」

私は真央に抱きつき思いっきり涙を流した。


「未来の今まで我慢していた分、ちゃんと幸せが来たんだね。それは未来の実力だよ!!おめでとう!!!」

「…ありがとうっ。今まで支えてくれてありがとね!!」

「お礼は言わないで!!私は何もしてないからっ。」

真央は優しく微笑んでくれた。


それが今の私には無償に嬉しくて…嬉しくて…もっと涙が流れてきた。


「ねぇ…真央がいてくれたから私、私頑張れたんだよ!!真央が居なかったら絶対気持ち伝えきれてなかったと思う!!本当にありがとう!!」

「うぅん。未来の実力だって!!未来が自分で気持ち伝えたんだもん。私は本当に何もしてないよ?未来、これからも~っと幸せにしてもらわなきゃねっ!!!」

「うんっ!!!ありがとう!!」

「も~!!ありがとうとか言わないで!!」


真央…本当に本当にありがとう!!

大好きだよ!!支えてくれてありがとう!!



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