Basket Ball Club〜ずっと大好き〜
私は真央が居たから先輩に気持ち伝えることが出来たんだよ?
幸せだよ~!!真央が背中押してくれなかったら私…絶対後悔したまま終わってたと思う…。
真央…本当にありがとう。大好き。
真央も先輩も言葉にできないくらい大好きだよ!!
“コンコンッ”
いきなり誰かがドアをノックした。
ツンツンッと真央が私の肩を突いてきた。
何?って思ってみてみると…そこにはドアから頭をちょこっと出してみていた人が居た。
私は目に溜まった涙のお陰でその人の姿がはっきり見えなかった。
「未来?一緒に帰るんでしょ?」
「え?何で知ってるの?」
「え?だって…」
そう言いながら真央はドアを指差した。
私は目をこすりながらドアに視線を戻すと、そこに居たのは私の愛しい…さっき両想いになって付き合いだした初彼氏!!
秀二先輩の姿だったー…。