Basket Ball Club〜ずっと大好き〜
それから真央は数分慶太とのメールを続けたが…
真央の眉間からシワが消える事がなかった。
そんな真央が心配になり、私はタイミングを見計らって声を掛ける。
「どぉしたの…?」
真央はメールの内容を私にすべて話してくれた。
「あ…慶太気になる人居るって言ってたんだ。」
そう言うと真央の表情を伺いながら
「真央の事じゃないかなぁ?」
と、私は続けた。
「絶対違うよ〜…」
真央のテンションは相変わらず下がったまま答えた。
そして、
「私なんか…あんなにかっこいい慶太が意識してくれてるはずがないよっ…」
と、続けた。