Basket Ball Club〜ずっと大好き〜
だんだん目の前がぼやけてきた…。
そっと目に触れると…温かい液体が流れてきた。
私って…先輩の事考えてたら泣いてるんだ…。
私は急に感情が激しくなり、1階に居る家族に聞こえないように、声を押し殺して涙が枯れるまで泣き続けた。
3年と1年じゃレベルが違いすぎる…。
秀二先輩の眼中にも私は入ってないんだろうなぁ。
私はまだこれから起きる事を、もちろん知るはずもなかった。