Basket Ball Club〜ずっと大好き〜



次の日部活に行くと、私たちを見ながら手招きをする人が見えた。


……!?

慶太っ!!?

私の心臓は大きく高鳴った。


未来を見るとニヤニヤしていて、私の背中を押してくれた。


何だろう?と頭に「?」を浮かべながら行くと、お前等、昨日どうした?って…。


嬉しい質問。


私たちの事を心配してくれてたって事だもんね。


すっごく嬉しかった!!


きっとニヤけてる。

慶太が目の前に居るのに…。


私は慶太に、追試だったと嘘をつき未来の所に戻った。


相変わらず、私の顔はニヤけている事が鏡なんてものを見なくてもわかる。


私って本当に慶太の事、好きなんだなぁ、ってつくづく思う。


< 80 / 216 >

この作品をシェア

pagetop