Basket Ball Club〜ずっと大好き〜


「ー…。」

数分続いた沈黙。


「ー…未来?」

「えっ!?あ、真央ありがとう!!」

「うん…未来、頑張ってね?」

「ありがとう!!」

真央にはいつもの笑顔が戻っていた。


私はホッとした、もし私のことで真央が悩んでたら…って、そう考えるだけでも辛かったのに…。

でも真央からいつもの笑顔を見れて安心した。


ん?そういえば最近慶太とのことを真央から全く聞かないことを思い出した。

何でこんなタイミングなんだろう?って思ったけど、もしかしたら逆にいい時なのかもしれない。


私は真央に聞いてみる事にした。


< 97 / 216 >

この作品をシェア

pagetop