恋雪

『もっともっと一緒に翼といろんなことやりたかったなぁ』

『バレンタインもきちんと手作りで作るだからねあたし』

「食べたかったな」

『あと女の子に軽々しく可愛いとかいっちゃダメなんだからね!』

「華にしかいわねぇよ」

『翼は可愛いは簡単に言うのに好きってなかなか言わなくてこいつ〜って感じだったんだからね』

『翼はちゃんとまた恋愛するんだよ・・・』

「なにいって」

『翼の事だからもう恋なんてしないとか思ってんでしょ』

「しねぇよ」

『駄目なんだからね!』

「聞こえてんのかよ」

『翼がいいそうなことはわかるんだから』

『翼ならまた素敵ないい子と会えるから』

『翼を好きになって翼とデートしてすごくすごく幸せでした』

『橘 華は中田翼を好きになって幸せでした』

『翼も幸せになって・・・ばいばい』

「しばらくは無理だろ・・・華はまだ俺ん中にいるんだから」

CDを聴き終わる頃雪が舞いはじめた

「今年は本当によく降る・・・」


「俺も華のこと好きになってしあわせだったよ」

これがとても短い、俺の初恋


End
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