春風に包まれて
謎の女
高校の屋上。
それは俺の唯一の居場所。
俺は中学生の時凄く荒れていた。
毎晩家を抜け出しては
煙草を吸って酒を飲んで
売られた喧嘩は全て買った。
そして親や周りの奴らに当たり散らしていた。
そんな俺に話しかけてくる奴はいなくなった。
だから俺は学校が大嫌いだ。
そして周りの奴らも大嫌いだ。
俺はその場に寝転がった。
すると屋上の扉が大きな音を起てて開いた。
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