君だけの王子になるために I

日陰で頑張るって


パーティーの前日に隼人さんの店に行った。

海東さんが一人で来たら渡して欲しいって大量の惣菜を渡した。

「海東呼ぶから、美桜さんが渡したら?」

「でも、秘書も来たら・・・・・」

躊躇したら、嘘をいい始めた
「今度付き合う女性を紹介したいから一人で今すぐ来いよ、秘書を連れて来たらお前出入り禁止だ、のたれても知らん、食事くらい婚約者に作ってもらえよ、いいか、一人でくるんだぞ」


「目に浮かぶ・・・・来るかな?」


あの秘書から逃れてこれる?
それなら、認めよう、私これから先も海東さんだけを思っていく。
恋はこれで終わりにするんだ。

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