君だけの王子になるために I
1週間後
拓海と栄転する方々の送別会が開かれた
「今日美桜は?」
「上田さんよくも言えるわね、美桜が来るわけないでしょ?あれから取っ替えひっかえいろんな方と逢ってるわ」
他に見つけろとは言ったが、俺に当て付けか?
「あれ、君達のお仲間足りないが、今度同じ秘書課として、深交深めようと思ったけど、いないなら仕方ないな?知っているか?今田中さんについている呼び名、誰とでも寝る、やりまん割り切りたからやり易いって」
「全て、上田のせいだからな?覚えておけよ、お前もう田中を弄ぶなよ」