君だけの王子になるために I
美桜にあえるって喜んでた
会社近くの居酒屋
所長の長々なはなしも終わり
かんぱーいって会が始まったけど
空席があった
「あそこは・・・・・」
「広報ですよ、今日は編集で苦しんでいる、いつもの事です、あいつらが幹事すれば広報の編集日にあてがうんです」
「なんでだ?同じ社員だろ?」
「広報が来たら自分達が目立たなくなるからだろ?」
言っているはしから来た
「海東さん、飲んでる?」
「あぁ、しかし広報も一緒に祝って欲しいが・・・・」
「ダメよ、広報の美桜さんが来たら
男性が浮き足たってしまうから」
美桜をさっさと捕まえておかないといけないな、さてどうすればよいのか?
「海東さんって彼女いるんですか?いないなら立候補しまーす」
「彼女ならいるから」