君だけの王子になるために I


美桜にあえるって喜んでた





会社近くの居酒屋



所長の長々なはなしも終わり



かんぱーいって会が始まったけど



空席があった



「あそこは・・・・・」




「広報ですよ、今日は編集で苦しんでいる、いつもの事です、あいつらが幹事すれば広報の編集日にあてがうんです」


「なんでだ?同じ社員だろ?」




「広報が来たら自分達が目立たなくなるからだろ?」





言っているはしから来た

「海東さん、飲んでる?」


「あぁ、しかし広報も一緒に祝って欲しいが・・・・」


「ダメよ、広報の美桜さんが来たら
男性が浮き足たってしまうから」



美桜をさっさと捕まえておかないといけないな、さてどうすればよいのか?


「海東さんって彼女いるんですか?いないなら立候補しまーす」



「彼女ならいるから」
< 59 / 93 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop