君だけの王子になるために I
あ、美桜さん・・・・」
「美桜さん、今日は?・・・」
「で美桜さんの?何?」
「専務ですの、よろしくね」
おい、田中俺は無視?
「なぁ、田中、お前がどれだけ顔パスかわかったが、そろそろ落ち着かないか?」
「私至って普通ですが?専務に私の気持ちわからない、わかってたまるもんですか、」
「意地はるな、田中のよさわかるやつと付き合え」
「いるわけないでしょ?拓海があちこち言いふらせたし今で充分、ほっといて」
「仕事終わったら付き合えこれは命令だ」
「もし断ったら?」
「田中は断らない」
「すごい自信・・・・じゃあ飲み会に行きましょう」