嫌いだけど…しゃーなし




そんなこと言われたからペンから手を離して元に戻した


隣で優夜が書いているのを一人で見ているだけ


…つまんないなぁ…


私の方の画面には優夜の後頭部が映ったやつ
もちろん 何も手付かずのまま



……一枚だけかいてみようかな…




そう思ったけど…

優夜にこっち側のペンを持たれて かけなくなってしまった



書いたのは…『セカンドキスww』



「ちょっ!?なに変なこと書いてんの!?」

「うっさ……」


『本当に終わってもいい?』

『落書き終了だよ♪』



落書きブースからでて印刷されるのを待つ間もまだ話続ける





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