嫌いだけど…しゃーなし





ふと聞こえた女の子の小さな声


ブランコに座ってる子だった



「ゆみのことも押して!!」

「!!
…いいよ?もちろん!!」

「やった」



後ろに回って優しく押してあげた



「キャハハハ///すごーいたかーい」

「な?高いよな
優夜!!ゆみよりもっと高くおして」

「は?友夜の方が元々高いっつーの」







暫く乗って トンって着地した二人


そのあと鉄棒で逆上がりの練習に付き合ったり お手本見せたり

あ お手本は優夜がね 私はできないから

ジャングルジムに登ったり


中に入って頭ぶつけて笑われたり…



いっぱい遊んだな


…正直疲れた

のに この子達はまだ遊べそうな雰囲気

スゴいな 若いって






< 65 / 68 >

この作品をシェア

pagetop