このままの心でいて。
でも拒否権ないならしょうがないよね。

「わかりました。
でも、迷惑かけるかもしんないです。」

だって杏奈弱いから。
「なんか、杏さ、勘違いしてない?
杏は俺の彼女、迷惑なんて思わない。
逆に迷惑かけてもらった方が嬉しい。」

え?
「なんで?ヒクッせんせ、
杏奈、ヒクッヒクッみんなに邪魔っていわれる
か、ら。だから、ゼェゼェゼェゼェ
迷惑かける。ヒクッヒクッ」

彼女だからって迷惑かけらんない。
「はぁ
だから、杏?俺は杏を
邪魔だって思ってない。だから、しつこく甘えてこい!絶対だ!」

「ヒクッヒクッ
あ、り、がとうヒクッヒクッゼェゼェゼェゼェ」

泣きすぎて喘息が出てきた。
「杏?泣きやもう?
もっと苦しくなるぞ?
ほら、深呼吸。」

先生が言った通り
深呼吸をしたらすぐ治まった。

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