このままの心でいて。
俺は脈を測り
杏の脇に体温計を挟んでなるのをまった。

検温してる間も不安定だったから
俺はベッドに座り、俺の膝の中に杏を入れ
杏を抱きしめた。

「、、、んぁー」
杏が唸りはじめた。

「杏?
大丈夫か?」

杏はうっすらと笑い
「かけるぅー
冷たい。」

これは相当やばいな。

俺は陽に電話をかけた。
「陽?
杏の診察室に氷枕と、点滴持ってきて。」


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