あなたとの距離 あと10センチ




斗『離せよ・・・

  くそが!』












<!!!!!>


百「へ?」







「きさまーー!!

  百合に向かってなんだ!
  その言葉遣いは!!


  私の娘だぞ!!」

斗『だからなんだよ。』

「な!!
  私は近江財閥の社長だぞ!!」

近江(おうみ)
聞いたことある財閥だな。
本当にすっげー人なのか・・・
俺は・・・
こんなことをしていいだろうか・・・


真「斗真さん!
  ダメです!!」

海「そ・・・だよ。
  斗真・・・
  危ない・・よぉー・・・。」



なんで俺は女に守られてばかり
なんだよ!!!!!




百「そうよ、あの子たちが
  正しいわ。
  大人しくついてきなさい!」

斗『離せ!!』


  バッ!!


勢いよく振りほどいた。
その勢いで倒れる女。


「このくそガキーーー!!!」



  バキ!!!!



斗『っ・・・・
  顔面かよ・・・・。』

「お前は大人しく言うことを
  聞いていればよかったんだ。
 


  だがもう怒ったぞ・・・・



  お前の親の仕事をなくしてやる!
  お前もな!!
  そして、親の仕事場、その会社も
  潰す!!


  そうすれば親の責任だなぁ・・・

  借金・・・たあっくさんだ!



  アーハハハハハハ!!!!!
  アーハハハハハハ!!!!!」




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