あなたとの距離 あと10センチ
  パシッ


斗『待てって・・・。』

愛「・・・・・。」


たどり着いた場所は

どっかの部屋。

とりあえず入る。
ベッドやキッチン
トイレに風呂
いろいろそろってる
客用の部屋かな?

俺は愛美をベッドに座らせる。
さっき腕をつかんだとき気づいた
震えてる
何かにおびえてる。
きっかけは・・・・
庵さん?

俺は愛美のことを知らなすぎだな・・・


斗『落ち着いた?』

愛「・・う・・ん・・・。」

嘘だ・・・
顔が真っ青。

斗『寝れば?』

愛「い・・いい!!」

斗『・・・・。

  なんでそんなにおびえてんの?』

愛「お・・おおお・・おびえて
  ないよぉ⤴」

斗『・・・・。』
愛「・・・・。」

さすがに嘘が下手すぎ・・・。

斗『言って。』

愛「イヤ!!」

斗『やっぱなんかあったんだな。』

愛「ない!!」

斗『・・・・ 
  そんなに俺って信用ないの?』

愛「そんなことない・・・。」

斗『じゃあ、なんで?』

愛「・・・巻き込みたくない。」

斗『俺は愛美が苦しんでるのを
  ただ見てるだけは嫌だ。』

愛「・・・でも・・・・。」

斗『そんなに大変なことなら
  なおさら頼れよ。』

愛「・・・・。」

斗『(イラ・・・)
  ハー
  分かった。
  もうきかねぇよ。
  勝手にしろ!』

そう言って部屋をでようとすると

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