君に夢中
「もしもし、どうしたの?」


『いや、土曜日までさ夜電話できなくなるから』


一年生大会近いからね。
勝ってほしいから私はだいじょうぶなんだけど。


「大丈夫だよ?気にしないで。
こうして、電話くれるだけで嬉しいから。

頑張ってね!!私たくさん応援してるから!!」


『さんきゅ。ラインの返信も遅くなるけど
こーやって放課後電話できたらするわ。


じゃあ、練習してくる。』




「うん、行ってらっしゃい。」


『優子。』


「ん?」


『ダイスキ』


ブチッ。


プープーぷ。
< 158 / 305 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop