君の言葉で一喜一憂。
ゆるゆるの頬
それから数日………
外周していた時のことだ。
私は、走るのが遅いから後ろから聞こえてくる早い足音にあんなに早く走れたらな〜
とかのんきに思っていた時のこと。後ろから「一花ーー!!!!!」そう、私の名前を大きな声で呼ぶ男子の声が聞こえた。
この声は………翔だ。
私は、ゆるゆるに溶けそうでにやけそうな頬を引き締めながら、嬉しすぎる心の中を
落ち着かせながら、振り向いた。
好きな人から名前を呼ばれるだけでこんなにも嬉しいんだなって思いながら。
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