君の言葉で一喜一憂。
私は部活帰りの帰り道に思い切って翔にきいてみることにした。
「翔はさ、もし誰か先輩に告白されたらどうする?」自分でも思う性格が悪すぎると。だが、聞いてしまったものはしょうがない。答えを聞いてみた。
「うーん…心の底から謝るなー」翔は言った。その答えに私は「ふーん…翔にしては真面目じゃん」と笑いながら言った。
すると、翔は「だってさ、そうじゃないと次の日からその先輩と気まずくなるじゃん。」確かに言われてみればそう思う。
それと同時に安心した。もし、翔が「その先輩のことを好きだったらオッケーする」とか言ったらどうしよう!と思っていたからだ。でも、断るという結果がでて実子先輩には申し訳ないのだが、私は今、ものすごく安心している。すいません!先輩!
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