僕から、キミへ~anotherstory~
それから病状が悪化したり、
色々と困難があったけど、
僕の病気は手術の結果、完治に近いほど治り。
現在こうして、
ハルナさんと付き合えたり、
ハルナさんと同じ景色が見えている。
「イマっち!
今日昼休みサッカー約束な!」
「わかった!」
「やりーっ!
イマっちがいれば百人力!!」
今では
今村という名字から
クラスメイトからは“イマっち”とあだ名を付けられ。
休み時間のサッカーに誘われている。
「イマっち~」
情けない声を出してやってきたのは
数多くいる友達の中で最も仲の良い
通称カネっち。
「何?どうかした?」
ハルナさんがいてくれたから
僕はこうして多くの友達と出会い、
ずっと憧れていただけだった風景に
僕も仲間入り出来たんだ。