私は、あなたの何?
[よろしくお願いします!]

(この人はいいかな?)

[よろしくお願いします!!!]

[俺、裾野のб高校出身だよー]

[私の同級生もです(´・ω・`)]

[おぉー、後輩じゃん]

[そ〜ですね!]

(い、意外とマトモ?)

それから、色々話をしていくうちに、この人が31歳で、私の学校の近くに住んでることが分かった。色々聞いてみたいと思ったが、そろそろ外が暗くなってくるので、帰宅することにした。

[そろそろ、帰宅するので、一旦失礼しますね?]

[今日、会いたい]

[え?何言ってるんです?]

[今日ダメかな?○○駅まで5分なんだけど]

[え!?]

知らない人だし、何かあったら怖いし、合うべきではない気がした。


[む、むりです。そんな、急には……]

[なんでー?]

[受験もあるし……]

[そんな、短時間でいいからさー30分で、いいよ?]

[え、うーん]


ここから数分、攻防が続き……

[わかりました。40分後に○○駅で会いましょう]

完全に折れてしまった。しかし、○○駅なら、人も多いいし、何かあったとしても、大丈夫だと思えた。

そして、ドキドキしながら、自転車でいつもと変える道とは逆方向に進んだ。

でも、現実はそこまで甘くはなかった。
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