理由(ワケ)なんてないっ!(仮)

想い


ゔっ…
(眩しい…)
目を開けると心配そうに、私を見つめる蓮くんがいた。

「のんちゃん大丈夫?!すごくうなされてた…」

「うん…大丈夫。少しだけど蓮くんの事思い出してきたの。わたし、蓮くんの事もっと知りたいっ。だから、だからっ」

「ゆっくりでいいよ。俺が一緒にいてあげるから」

自然と涙が出てきた
忘れた記憶を思い出すことへの不安が軽くなる

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