恋色桜
わっ、先輩としゃべってる!
「友達というか…親友だろ?」
ちょっとムッとして話す冬賀先輩に
「ごめんごめん。訂正するわ、親友の冬賀。」
くすくす笑うお姉ちゃん。仲いいんだなぁ。
「あ、先生に呼ばれてたんだ!ごめん、美咲。また後で!」
ごめんと言いながらお姉ちゃんは、走って行った。けれど、少し立ち止まるお姉ちゃん。
「冬賀!美咲を1年の校舎に連れてってあげて。」
…え?
「了解。行こっか、美咲ちゃん。」
ニコッと笑ってまた走り出すお姉ちゃん。先輩は入学式のときみたいに、私の手を引いて案内してくれた。これ夢じゃないかな…?
「美咲ちゃん、1年何組?」
戸惑っている私に冬賀先輩は話しかけてくれた。
「3組です。」
ニコッと笑って答えると
「え、俺も3組!葵も同じクラスなんだよ。」
冬賀先輩も笑顔で返してくれた。人懐こい人なんだなぁ。
「お姉ちゃんとは、1年の時も同じクラスだったんですか?」
「あ、1年の時は違って委員会が一緒だったんだ。で、親友になったみたいな。」
こんな感じで先輩の話はおもしろくって、あっという間に1年の校舎に着いた。
「友達というか…親友だろ?」
ちょっとムッとして話す冬賀先輩に
「ごめんごめん。訂正するわ、親友の冬賀。」
くすくす笑うお姉ちゃん。仲いいんだなぁ。
「あ、先生に呼ばれてたんだ!ごめん、美咲。また後で!」
ごめんと言いながらお姉ちゃんは、走って行った。けれど、少し立ち止まるお姉ちゃん。
「冬賀!美咲を1年の校舎に連れてってあげて。」
…え?
「了解。行こっか、美咲ちゃん。」
ニコッと笑ってまた走り出すお姉ちゃん。先輩は入学式のときみたいに、私の手を引いて案内してくれた。これ夢じゃないかな…?
「美咲ちゃん、1年何組?」
戸惑っている私に冬賀先輩は話しかけてくれた。
「3組です。」
ニコッと笑って答えると
「え、俺も3組!葵も同じクラスなんだよ。」
冬賀先輩も笑顔で返してくれた。人懐こい人なんだなぁ。
「お姉ちゃんとは、1年の時も同じクラスだったんですか?」
「あ、1年の時は違って委員会が一緒だったんだ。で、親友になったみたいな。」
こんな感じで先輩の話はおもしろくって、あっという間に1年の校舎に着いた。