お菓子でおかしな関係!?~4人の同居生活~

「あぁ…何とか…」

「大学行けそうなの?」
心配そうに聞いていた。

悠斗は、リビングの方に居た。
ってあんだけ熱を出しておいて大学に
行くつもりなの!?

「う~ん。何とか。
今日は、レポート提出日だから行くしか無いし」

いや、行くとか無茶だし!!

私は、慌ててリビングの中に入る。
「何言ってんの?無理しない方がいいに
決まってるじゃない。
まだ、治りかけだし」

「そうだよ~倒れたら危ないよ!」

「もう熱も無いし大丈夫だって…
それより昨日は、悪かったな。八つ当たりして」
いつもの悠斗と違い謝ってきた。

アイツが謝るなんて!?
私は、驚いて仕方がなかった。

「気にしなくてもいいのに」
ニコッと笑う輝君。

「悠斗が謝るなんて初めてかも。
それは、いいけど…もう一度お父さんに会わなくてもいいの?
凄く反省してたみたいだけど」
私は、心配そうに言う。

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