お菓子でおかしな関係!?~4人の同居生活~

「へぇーいいわねぇ~
私は、彼氏と過ごすつもりなの。
あっクリスマスシーズンは、仕事場忙しいから
覚悟しておいた方がいいわよ!」
そう言う梓さん。

「えーそれは、辛いなぁ~
早く帰れますかねぇ~?」

「う~ん。早く売れたらだからねぇ~?
去年も早く売切れたから大丈夫だと思うよ」
優しく教えてくれた。

「なら、良かった。
準備もしないといけないから…」
ホッと胸を撫で下ろす。

せっかくのクリスマスは、皆と過ごしたい。
頑張って終わらせないと意気込む。

しかし
仕事をしていたら向こうの方から見慣れた声が…。

「すみませ~ん。
足立果物店です。頼まれた品物を届けに来ました!」

「ご苦労様。おーい。
そこの2人ーこの果物運んでおいてくれ」
チーフの指示をくる。

「あ、はーい!!」
そう言い果物を取りに行くと

えっえぇ!?

「…さ、聡…!!?」
そこには、元彼の聡があった。

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